私は重度の“思い出忘れたくない症候群”でございます。
一説によると人間は1日経つとその日起こった事のうち約70%の事を忘却してしまうようです。
それによって救われる時もありますが。
私としては生きている間に経験する様々な感情や思考や出来事を出来る限り憶えておきたいのですが、その事に対する執着が人一倍強めです。
例えば、私は絵日記代わりに日常的に写真を撮るのですが、必ず携帯ではなくデジカメで撮ります。
デジカメで撮る理由として、過去に携帯を水没させてデータ全飛びしたトラウマがありますがそれ以上に日々の写真を撮る枚数が尋常ではないので携帯の容量がすぐに満杯になってしまいますし、グーグルドライブやiCloudなどのオンラインストレージはサービス終了してしまう場合の不安があるからです。
デジカメのデータはSDカードに保存されていきますが、SDカードの容量が満杯になったからといってHDDにデータを移してSD使い回しなんてこと、HDDが逝かれてしまう可能性を考えると私には出来ませんので思い出満タンになったSDカードさんにはしばらく休んでもらい、新しいSDカードさんをお迎えします。
そんな使い方をしているので手元には数十枚のSDカードがありますが、これらは冗談抜きで命の次くらいに大切に思っているので災害時の持ち物リスト上位にランクインしています。
それにしてもあと何年くらいSDカードのデータをデジカメやパソコン上で再現出来るのでしょうか。
基本的に私は電子機器のデジタルデータをあまり信用していないので、やはりフィルムカメラのように目の前にあるアナログなものは安心感がありますね。
スマホ撮影が主流になった近年ではお店の方や通りすがりの方に記念撮影をお願いする時にデジカメを出すのが少し気恥ずかしくなる時もありますが(^^;
併せて私は祖母のすすめで小学生の時から20才過ぎ頃まで日記を付けていました。
その名残りとして今は思い出手帳というものを日々記録しています。
一般的にスケジュール帳には未来の予定を記入するかと思いますが、私の場合はその日過ごした内容を1日の終了時に手帳に書き込みます。
こうすると何年前のあの日に何をして過ごしていたのかが一目瞭然なので後になって参考になる事が多々あります。
こうして日々せっせと思い出保存に尽力している訳ですが、この熱量が一体どこからやってくるのかは謎のままです。
もしかしたら過去世で早死にでもしたのかなと考えています( ˘ω˘ )
コメント